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2代目おいしいばあばのこと
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はじめまして。2代目おいしいばあばこと増田久美子です。おいしいばあば・ドットコムオープン以来、店長をしておりましたが、2002年8月からは母体のこだわり屋も引き継ぎました。 経営者が変わっても、食べ物にこだわる気持ちは同じです。おいしいものを、食べたい。何も憂うことなく。 「これは、大丈夫かな」と気にしながら口に運んでいては、おいしさが半減するような気がします。誰でも感じている、こういった気持ちを忘れず、私にできることは何でしょうか。 ある生産者の方にお会いしたときに、お聞きしたことがとても印象的でした。 「私が作っているのはね、特別なものでなくて、人間が生きていくのに必要な、食べ物なんですよ。お客様の口に入るものを作っている、そういう責任感とか緊張感を持って作っています。私の作ったものは大丈夫という自信もありますよ。 こだわり屋さんのように私のいままでの努力を知って買ってくださり、おいしかったからとお客様の和が広がるのが一番うれしいですね。こだわり屋さんのお客様も、こちらがどのような姿勢で作っているかわかってくださるし、お客様の声もこちらに届きます。 こだわった生産方法をしていると、昔は変人扱いでした。でも今そういった作り方が逆にもてはやされて、いろいろ言われます。マスコミに紹介されればお金にはなるかもしれませんけど、私は出たくないんですよ。 今の世の中、恐ろしいというか、うわさになるとぱっと話だけが膨らんで、過大な期待をされ、がっかりされるのは一番困る。ずっと続けてきた努力が水の泡になります。 むしろ食べ物が当たり前に安全で、おいしい世の中であって欲しいから一部は普通に農協にも出荷しています。」 ・・・流通業者として、身の引き締まる思いがしました。 私自身もはじめは消費者でした。これからも消費者であると同時に、生産の現場をできるだけ正直にお伝えして、橋渡しの役ができればと考えています。 信頼できる生産者と出会え、また、どのように作られたものかを判って購入してくださる方と出会って双方をつなげることができれば、それが私の仕事のすべてであると思います。 こだわり屋 増田久美子 |